ブログを改装しました
ようやく
ブログを改装しました!!!
もうね、今まで突貫工事にもほどがありましたから・・・
ウェブデザイナーの友達に頼んでたくさん手伝ってもらいました。
本当にありがとう・・・!!
お礼に飲茶食べ放題をご馳走しました。
何せ私はタグ手打ちの個人サイトの頃からwebの知識をアップデートできてないので、本当に助かりました。
持つべきものは友達ですね!
これから
相変わらずマイペースに更新していきます。
書きたいことや紹介したいことはたくさんあるので気長にお待ちください。
今日のおすすめ
簿記二級に独学で合格した時に使っていた教材など
はじめに
ありがたいことに「二級の教材の紹介をしてほしい!」という声もあったので、二級もやってみる。
三級の記事と形式がかぶってしまうけど、誰かの参考になればいいなあと、おもってる。
教科書編
三級の時は「サクッとうかるシリーズ」を使っていたけど、いろんなものを使ってみたいというのもあり、二級の教材は、
・フルカラーで見やすそう
・優しい文体で読みやすそう
・商業簿記のほうは改定後の範囲も載っているので、万が一再受験するときも安心
などといった理由から「教科書シリーズ」に決めた。
メリット
各章と、それに連動している基本問題の難易度がちょうどいい。
インプットをしたそばからアウトプットの学習ができるので、手際よく勉強が進む。
基本問題の回答用紙もTACのホームページでダウンロードできるので、繰り返し復習することもできる。
デメリット
肝心な部分が「参考」にまとめられていて、頭の中がとっ散らかる。
試験に平気で出題される範囲が巻末の「参考」という部分に収録されているので、教科書内を行ったり来たりしなければならない。
また、商業簿記のほうはかなり分厚く(約2.5cm)、持ち運びには不便。
総評
工業簿記も商業簿記のほうも、可もなく不可もなく、なイメージ。
ただ本当に「参考」の項目の存在が理解できない。
なんで各章ごとに一緒に載せておいてくれないの???!?
他の教材がどうなっているのかはまだ確認できていないけど、「参考」の使いにくさったらない。
問題集編
教科書も「教科書シリーズ」だったので、まあ特に変える理由もないし、問題集も同じシリーズにした。
メリット
さすがに教科書と同じシリーズなだけあり、教科書と問題集が連動しているので、復習がしやすい。
解説の方も細かいところまでしっかりと掲載されているので、困ることはあまりなかった。
デメリット
載っている問題が割と本試験問題に近い難易度。
まあこの難易度の壁は遅かれ早かれぶちあたるものではあるけど。
それと商業簿記の問題集と工業簿記の問題集、それぞれの巻末に「模擬試験」が収録されているのだが、商業簿記の方には第1〜3回、工業簿記のほうには第4〜6回の問題が入っている・・・。
なんか2冊買う前提で作られているのがちょっと腹たつ・・・(個人の意見です)。
総評
試験問題レベルと、教科書の基本問題レベルのちょうど間くらいの難易度で、最初こそ戸惑うが比較的ボリュームもあり、良い問題集だと思う。
また、三級の時に使っていた、「みんなが欲しかったやさしすぎる解き方の本」も並行して使っていたが、問題集2冊と同じようなものが載っていて、どちらか片方だけでよかったかなあとは思った。
じっくりすべての範囲をカバーしたい人は問題集2冊、試験問題を効率よく解きたい・あまり時間がない、という人は「みんなが欲しかったやさしすぎる解き方の本」を使ってみるのもいいかもしれない。
それとこの「解き方の本」は、三級のものよりもさらに分厚くなっているので、ページの場所によってはかなり書き込みにくい。
本試験対策
試験対策となると「いよいよだなあ」と言った感じがするのは私だけだろうか。
こちらも三級の時と同様に、「第○回をあてる TAC予想問題」を購入した。
注)このリンクは第149回の試験に向けて作られた問題集です。第150回のものが発売されたらリンクを貼り直します。
メリット
ボリュームがちょうどいい。
やっぱり本試験対策って問題を繰り返し解くことが大切だと思っている。
張り切ってたくさんの問題を解きまくるものいいけど、覚えるくらい同じ問題を繰り返し解いたほうが得点源になりそうな気もする。
デメリット
問題用紙に書き込んだら繰り返し解けない。
私は割と問題用紙に直接書き込みながら解いていくので、問題用紙をいちいちコピーしてから問題を解いていた。
TAC出版さーん!どうか問題用紙のPDFも配布してくださーい!
いや、さすがに無理か・・・笑
総評
相変わらず巻頭の仕訳単語帳が便利!
ついつい出先でこればっかりやってしまう。
あとは試験1ヶ月前からのサンプルスケジュールなども参考になる。
本試験直前
教材とは少し話がそれてしまうが、本試験の4週間くらい前になると、資格の大原が簿記の無料模試というイベントを開催してくれる。
申し込みをインターネットで済ませ、当日直接会場に行くと、本試験さながらの雰囲気で大原独自の予想問題を解くことができる。
私が参加した時は、試験時間が1時間40分(だったと思う)で、休憩を挟み、その後30分ほどかけて問題の解説をしてくれる。
イベント終了後には、簡単ではあるけど、個別に講師の人に質問もできるのでモヤモヤを持ち帰ることもないと思う。
実際に時間を計って、模試を開催している会場は非常に少ないが、もし参加できるのであれば参加したほうがいいと思う。
無料だし。
また、試験の1週間前になると、同じく資格の大原で、公開模試というものも開催される。
入学金などは不要で、受験費用(2級は確か3000円くらい)のみで模試を受けられる。
公開模試は比較的開催会場が多いので、費用はかかってしまうが、参加できるのであれば参加したほうがいいと思う。
そしてこの公開模試は、会場で解いた予想問題(無料模試のものとは異なる問題)の回答用紙をその場で回収し、添削をしてくれる。
そして添削された回答用紙は、数十分で受験者に返却される。
普段回答用紙が添削されて戻ってくるっていうことはあまりないので、モチベーションはかなり上がる。
無料模試よりも詳しく解説をしてくれるので、とてもオススメのイベントだ。
最後に
長くなってしまったが、私はこれで二級に合格できた。
三級の記事にも書いたが、あくまでもこれは私の場合であって、人それぞれ合う合わないがあると思う。
二級の勉強法や、スケジュールなどは以前書いた記事を参照して欲しい。
簿記三級に独学で合格したとき使っていた教材など
はじめに
合格したのは、もう1年近く前のことだけど、ざっくり紹介してみたいと思う。
三級の範囲も改定されるそうだけど、改定前に受験する人前提での教材を紹介するつもり。
教科書編
まずは教科書について。
私は何年か前に「○日間でうかる!簿記三級」的な本を買って挫折している。
当時は「資産・・・?費用・・・?勘定科目・・・?」なレベルだった。
とりあえず一番文字が少なそうでカラー刷りでわかりやすそうなものを書店で探した。
それがこちら。
この教科書は簿記初学者にわかりやすく書いてある。
勘定科目ひとつひとつを解説していて、専門用語を全く知らない人でも何度か読んでいくうちに理解できるようになりやすい。
「です」「ます」調で文章が書かれているのでとても読みやすい。
フルカラーで細かい図解もあり、本当にイチから簿記を勉強するのにはとてもオススメの教科書だ。
デメリット
優しすぎて逆にわかりにくい。
少しでも簿記に触れたことがある人にとっては、あまりにも細かく説明されすぎていて、わかりにくい(と言われた)。
また巻末の問題集が、いきなり本試験レベルに近い問題が載っているので、教科書の基本問題を解いてから突然巻末の問題集を解くと、確実につまづく。
総評
簿記初学者にはオススメ。
私は本当にイチからのスタートだったので、この教科書は非常に重宝した。
もっと効率よく、ササっと勉強したい人には、「スッキリわかるシリーズ」や、「簿記の教科書シリーズ」などが使いやすいと思う。
問題集編
教科書でインプットを済ませたら、次は問題集でアウトプット。
「サクッとシリーズ」を使っていたので、単純に同じシリーズの問題集を買った。
メリット
この問題集は前半と後半でわかれていて、前半は問題集、後半は解説集に分かれている。
解説集は取り外して使うこともできるので、2つのページを同時に見ながら学習をすることができる。
他の問題集と比較したわけではないが、収録されている問題数もかなり多く、やりごたえもある。
デメリット
くどい。
いわゆる「簿記語」というものに初めて触れる人にとっては、かなりイライラするところもあるが、本試験問題に挑戦するためには必要な工程なのではある。
だけどたまに問題集を投げたくなる時もある・・・
それと後半の解説集の部分が教科書とほぼ丸かぶりなので、少し損した気分になる。
総評
「サクッとシリーズ」の教科書を使っている人は別に合わせてこの問題集を買う必要はあまりない。
ただ揃えないと気持ち悪い!という人は買ってもいいかもしれない。
逆にある程度簿記のことを知っていて、改めて3級を受験する人には、これ1冊で事足りるかもしれない。
試験対策の前に・・・
勝手なイメージだが、簿記を勉強していて一番つまづきやすい段階は、試験問題を初めて解いた時だと思う。
私は問題集を終えてすぐに過去問題を解いてしまい、散々な結果に少しスランプに陥ったことがある。
そこでオススメの教材がこれ。
メリット
この教材は、問題集レベルの問題と、本試験レベルの問題の中間くらいの難易度の問題がたくさん収録されている。
そして穴埋め問題のように、1ステップずつ解説をしてくれているので、とてもわかりやすい。
デメリット
結構な厚みの本に直接書き込むため、使い勝手が悪い。
また、回答用紙も一緒になっているので繰り返し解くことができない。
総評
私は好きな類の教材。
比較的効率よく復習ができるので、再受験者にもオススメしたい。
ただこれも、必要ないと言われてしまえば必要のないものである。
本試験対策
ついに最終工程の本試験対策。
試験前の2週間〜1ヶ月くらい前からはじめると安心。
私が購入したのはこの試験問題集。
注)このリンクは第149回の試験に向けて作られた問題集です。第150回のものが発売されたらリンクを貼り直します。
メリット
4回分の予想問題が収録されているこの教材。
完璧に範囲をカバーできているかと言われればそうでもないけれど、解説や下書き用紙のサンプルも載っているので、効率よく試験問題を解けるようになる。
巻頭の仕訳問題の単語帳も、スキマ時間に復習ができるのでとてもいい。
デメリット
試験範囲を完璧に網羅しているわけではない。
近年の出題傾向を元に、予測された問題が中心に載っているので、3級の範囲を完璧にマスターしたいという人には向かない。
総評
効率よく試験対策をしたいならオススメの教材。
あと単語帳のオマケもついてるし・・・笑
試験範囲を満遍なく対策したいなら、こちらの教材の方がオススメ。
注)このリンクは第149回の試験に向けて作られた問題集です。第150回のものが発売されたらリンクを貼り直します。
最後に
ざっくりだけど、私が実際に使ってきたものを元に、オススメの教材を紹介した。
あくまでも私が使いやすいと思った教材なので、人それぞれもあると思う。
また、詳しい勉強方法や、スケジュールなどは過去の記事のリンクを貼っておくので、そちらで参照してほしい。
個人的に旅行に持っていったら便利なものまとめてみた
久しぶりの更新。
今ちょっと国外にいる。
結構な長期旅行な上に暇なので、個人的にないと困るものをまとめてみた。
夏用のレッグウォーマー(着圧ソックス)
長時間のフライトや、冷房の効きすぎたホテルなど旅行中はかなり足が浮腫む。
そんな時、レッグウォーマーがあるだけで疲れ方が全然違う。
私はワイドパンツにトレランシューズ(後述)を履いて、離陸する直前にレッグウォーマーを着けている。
想像しただけでなかなか素敵なルックスになるけれど、狭くて薄暗い機内の中では誰も気にすることはないと思いたい。
サングラス
普段から使ってるけど、ないと死ぬ。
「アタシサングラスとか似合わないから〜」とか行ってる場合じゃない、サングラスしてる自分なんてどうせ鏡使わない限り見えないんだからどうでもいい。
最近はzoffやJINSなどでサングラスも安く度入りのものが買えるようになってるので是非使って欲しい。
あと国内でサングラスかけてるとめっちゃジロジロみられるけど、見てるの見えてるよ…?
トレランシューズ
山の中を駆けるという私にはとうてい理解できない競技に使われる靴らしいけど、ガタガタの歩道とか雨の中ぐちゃぐちゃの道をたくさん歩くような旅行向きの靴って表記し直して売った方が売れると思う(すみません)。
まず疲れ方が違う、ぜんぜん疲れない。
スタンスミスで20000歩歩いた時の疲れ方が100だとすると、こいつで20000歩歩いた時の疲れ方は30、3倍歩ける。
ただ着るものを選ばないと速攻山登りルックスになるので注意。
ビーサン
ぶっちゃけ私陰キャだし、ビーチにもプールにも行かないし、不要だと思っていた。
でも安宿に泊まるとスリッパなかったりするし、ちょっと汚いバスルームなんかもビーサン履いたままシャワー浴びれるしすごく便利。
慣れてきたら機内でスリッパ替りとしても使えると思う。
水着
これも正直いらないと思っていた。
でも東南アジアは暑い、尋常じゃないくらい暑い。
結構安宿でもプール付いてるところが多いし、体温を適正温度に下げるためにプールに入らざるを得なくなる。
最近は体型をカバーできる素敵なデザインの水着も増えているので、水着に抵抗がある人でも敷居が低くなっている。
あと実際ホテルのプールとかビーチに行くと大柄でふくよかな外国人が沢山いて体型とかどうでも良くなる。
男性用のはハーフパンツかわりにも使えるし、頑張れば女性用のも下着として使えるかもしれない。
速乾タオル
とにかくこれはヤバい。これがないと生きていけない。
私はかなりの汗っかきで、出発前からタオル問題は深刻だった。
普通のタオルは一度使うと鞄の中で濡れたままで不衛生だし、洗ってもなかなか乾きにくい。
ホテルで寝る前に洗っても翌朝までに乾かなかったり、部屋干し臭くなったりする。
でもこれは違う。
汗を拭いたそばから乾いていく。
夜に洗ってキツめに絞って干しとくだけで、翌朝には絶対に乾いている。
しかも部屋干し臭くならない。
ただ肌触りがあんまり良くないけど慣れればあんまり気にならない。
あと熱いお湯で洗うとダメになるらしいのでぬるま湯か水で洗おう。
無印のエイジングケアシャンプー・コンディショナー
場所によっては水道水が硬水の場合がある。
日本の水道水は軟水だから髪の毛パサパサになりにくいけど、硬水だと速攻パサパサのキシキシになる。ドライヤーかけて絶望する。
そこでこのシャンプーとコンディショナーを使うと一瞬で髪の毛が生き返る。
むしろ普段よりサラサラツヤツヤなのでは…?ってくらい復活する(個人差があります)。
私が使ってるのは1回分が小分けになっている試供品みたいなやつだけど、最近お店で見かけなくなった気がする。
少し割高な気もするけど、復活しないかなあ…
まあミネラル配合のシャンプーとコンディショナーならなんでも良い気もする。
電動歯ブラシ
正直持って行こうか迷ったけど持って行って正解だった。
安宿だと歯ブラシの質が悪かったり最悪歯ブラシなかったりするし。
私は1度充電したら30日間は充電がもつ物を使っているので電池切れの心配もない。
ちょっと重たかったりかさばるけど、持っていくメリットは大きいと思う。
首から下げる携帯ストラップ
海外は観光客を狙ったひったくりが多い。
スマホを首から下げられるのも便利だが、いかにも観光客ー!もぎ取ってー!な感じがするので、私はポケットの近くのベルト穴にくくりつけて使っている。
着脱が簡単な物だと使い勝手が良い。
あと手荷物多かったりするとうっかりスマホ無くしそうになるけどこれがあると楽。
エアリズム製品
現地でどうせ汗かくし、これを機に下着類とTシャツを全てエアリズムに買い替えた。
大量の汗をかいてもとんでもなく快適だし、なにより部屋干しで臭くならないしめっちゃ乾く。
ただし乾燥機にかけられないので自分で洗うなり干すなりしなきゃいけなくなる。
概ねこんな感じ。
たぶんこれからの旅行にもこいつらは持って行くと思う。
帰国はまだまだ先なので、他にも思いついたら書き足すかも。
独学で簿記2級に受かった話。
はじめに
前回の記事で3級に合格するまでのことをかいたので、今度は3級に合格してから2級に合格するまでをかいてみるよ。
また当たり前のことを偉そうに言ってるけど、誰かの何かになればいいと思う。
3級合格後
私は割と浮かれていた。
やればできるじゃーん、自分凄いじゃーん!とかなり有頂天になっていた。
そして3級について色々な求人情報を探してみる。
すると、「簿記2級の知識がある方優遇」「簿記2級必須」「2級以上の資格を持つもの」
などなどなど、経理の求人はどこもかしこも2級以上の資格が必要ということがかかれている。
えっ、なに、もしかして3級ってそんなに偉くない!?
めっちゃ頑張ったのに!?
と、合格を知ってからものの1時間で自信を失う。
この時3級の合格はゴールではなく、やっとスタートラインに立てたのだ、ということに気がつく。
2級受験を決意
そうなったらもう取るしかないでしょ、2級。
2級はいま試験範囲が改定されていて、平成30年度まで試験範囲がどんどん増えていっている、というのはなんとなく知っていた。
早速書店で教材を一式購入し(道具揃えるのだけは得意)、教科書をパラパラとめくってみる。
なるほど・・・これはなんだか・・・行けそうなきがする・・・?
と、調子に乗って2級の受験を決意した。
とりあえずスケジュールを立てる
3級の時と同様、スケジュールを立てる。
この時2017年7月上旬、次の試験まで5ヶ月近くあった。
インプットとアウトプット、試験対策の3工程に分けて、考える。
ざっくりインプットに1ヶ月半、アウトプットに1ヶ月半、残りは試験対策、というふうに割り振った。
3級の範囲に比べると随分駆け足な気もするけれど、とりあえずそんな感じで考えた。
新たな敵、工業簿記
2級の範囲から「工業簿記」というものが追加される。
3級で学んできたものは「商業簿記」という商店や企業でのお金のやり取りの記録に関する知識。
一方「工業簿記」というのは商品を製造するのにかかる原価計算についての知識である。
今まで学んできた商業簿記の知識を引きずったまま、工業簿記をやると、まるで理解できなかった。
特に私は文系側の人間なので、公式やグラフなどを見るとめまいがする。
エックスイコール・・・え?なにそれ?レベルである。
とりあえずの挫折
なんどやっても工業簿記がわからない。
顔面蒼白。
商業簿記は今までの延長線上で、どんどんわかっていく反面、工業簿記は全く進まなかった。
それも相まってものすごく凹んだ。
なんでわからないんだろう・・・
簿記の解説サイトや、合格体験記などを読んでいても、
「最初は全くわからなかったけど、ある日突然理解できるようになりました!」
「工業簿記は全体を把握することが大切です!」
「計算問題みたいなもんなんで、ある程度覚えてしまえば得点源になります!」
などと書いてあるばかりで、ちっとも参考にならない(すみません)。
なにその!!能力の目覚め!!意味わかんない!!フォースなの!?
振り上げた拳を降ろすところが見つからないまま、数週間が経つ。
半ばやっつけ
商業簿記は概ねスケジュール通りに進んでいたが、工業簿記は全然間に合っていなかった。
インプットに当てていた時間があっという間に過ぎ、もはや商業簿記だけでなんとか受かってしまおうかと思っていた。
商業簿記は試験問題レベルの問題でも解けるようになっている一方、工業簿記は教科書に載っている練習問題も危うい、そんな次元だった。
急がば回れ
2級の工業簿記の教科書には「CVP分析」という項目が大抵最後に載っている。
CVP分析というのは、利益と販売数量、コストの関係について分析すること(適当)。
この辺りでウエーってなった人は簿記向いてないからあんまり気にしないでほしい。
私もそうだった。
いわゆる「エックスイコール」のやつ。
どんなに頑張って遠回りしても一次方程式の問題を解かざるをえない。
一次方程式・・・?あ、中1の数学の問題じゃん・・・!
早速書店に行き、「7日間でマスター!中学数学!」みたいなドリルを買う。
最初の数ページだけやってCVP分析の問題を解き直す。
おお・・・わかる・・・!わかるぞ・・・!!
突然CVP分析の分野だけ得意になったのか、工業簿記に対しての苦手意識が薄れていった。
徐々に埋まる溝
工業簿記の教科書を後ろから逆行する、というよくわからない勉強方法で徐々に工業簿記を克服していった。
商業簿記の速度はそのままに、工業簿記が少しづつ追いつく、という形になっていった。
なんやかんやで遠回りしすぎていたのか、試験まであと1ヶ月を切っていた。
大急ぎで試験対策をし始める。
またしても買ったりもらったりして、15回分の試験問題が集まった。
これをどんどん繰り返してやっていく。
また、某専門学校の無料模試と、公開模試も参加した。
試験日当日
試験会場は、少し離れた高校の教室だった。
今ではドラマや映画でしか見れないあの机と椅子に座って、ちょっとテンション上がりつつ、試験を受けた。
試験官の「はじめ」の合図で試験問題を開く。
1問目、仕訳問題。
・・・・は?・・・・なにこれ??
簿記を知らない人にどんな問題が出たのかわかりやすく説明すると、
「右の反対の逆はどちらか答えなさい。なお、解答には東西南北を使用して答えること。また、左は西とすること。」
みたいな問題の100倍面倒な問題が出題された(個人の意見です)。
( ಠ_ಠ)????
試験開始3分でお酒が飲みたくなった(ヤケ酒)。
思いっきり出鼻をくじかれ、めちゃくちゃテンションだだ下がりな状態で、残り2~5問を解く。
完全に諦めモード、残り時間30分の時点で退室した。
試験結果
案の定不合格だった。
ああ、やっぱりな、と思いながら後日送られてきた成績票を見ると、
1問→4点
2問→20点
3問→14点
4問→16点
5問→12点
合計→66点
・・・66点!?
あと仕訳1問あってたら合格だったじゃん!!!
えええええ、何かの採点ミスでしょこれ!!(すみません)
どうせならついで合格させてよ!!(しません)
と、思ってた以上に高得点だった上に微妙に不合格だったので、よく分からない気持ちに。
え、次の試験も頑張れっていうの・・・?
諦めさせてはくれないの・・・?
次の試験まで
またしてもスケジュールを立てた。
・12月
年末はなんだかんだ忙しいので月初めにある程度済ませておく。
とりあえず工業簿記の復習、商業簿記の仕訳問題の練習。
・1月~2月
試験対策。
どんなひねられた問題が出されてもいいようにいろんな問題を繰り返し解く。
復習と基礎練習
よくよく考えたら、工業簿記にはまだまだ突貫工事な部分がいくつもあった。
教科書をざっと読み直し、苦手な部分は問題集に戻ってやり直す。
するとだんだん、「工業簿記の一連の流れ」というものがつかめるようになった。
この問題は、製品製造から販売に至るまでの、どこの部分にいるのかが、なんとなくわかるようになってきた。
おお!私にも!フォースの力が!(ありません)
工業簿記の復習と並行して、商業簿記の仕訳問題を解く、どんどん解く。
再び試験対策
あとはもう試験対策をガンガン解いていく。
時間を計り、試験1回分の問題をどれくらいの時間で解けるようになるかを把握していく。
この頃は1日に平均2回分の試験問題を解いていた。
徐々に正解率が上がり、点数も上がっていく。
無料模試でも公開模試でも、合格圏内の点数を取れるようになっていた。
2度目の試験当日
今回の会場は、山手線の内側にある大きな大学のキャンパスだった。
私が通っていたド田舎のオンボロ大学とは大違いで、ピカピカのお手洗いに、ピカピカの教室、ちょっと眩しかった。
試験官の「はじめ」の合図で問題用紙を開く。
おお・・・以外と・・・優しい・・・?
3問目の連結会計の精算表以外は比較的簡単な問題な気がした。
ケアレスミスや、回答用紙の書き間違いなどがないか、半ば脅迫的に見直しをした。
今回は試験時間2時間全てを使い、最後まで試験会場にいた。
回答速報で自己採点をしてみると、とりあえず合格圏内にはいたが、やはり不安が残る。
合否速報までが長い
試験は2月25日だったが、私の地区では回答速報が3月15日からだった。
長い、長すぎる。
やることがない上に、かといってなにもしないわけにもいかないし・・・
勉強をしないことで、どんどん忘れていくことが少し怖かった。
また、万が一不合格だった場合のために、次回の試験から追加される新論点の予習だけはしておいた。
ついに来た合否速報
待ちに待った3月15日。
合否照会は11時から。
10時過ぎごろから仕事の合間に照会ページを開き、スタンバイしていた。
11時を待ちきれずに10時半頃、試しに合否照会をしてみた。
完全にエラーで弾かれると思い切っていた。
!?
あれっ!?出てる!??
間抜けな声を上げてしまった。しかも受かってるし。
不意を突かれて、全く実感がわかなかった。
しかし、方々に合格の連絡をしていくうちに、思わず安堵のため息をついてしまった。
長かった・・・ここまで本当に長かった・・・
そしてこれから
2級に受かった。受かってしまった。
かといってこれでご飯食べていくわけでもないし、まあ暇つぶしで始めたことだし・・・
となると1級やってみようか、となるわけだけど。
とりあえず教材は買っておく(道具揃えるのだけは得意)。